知的障害の子と共に楽しい人生を歩むブログ⑬
今回は障害の子を持つ親御さんの精神面にフォーカスしていきます。
最後まで読んでいただくと、
障害の子供のお世話に疲れて心が悲鳴を上げているあなたの心が緩和する内容となっております!
子供が幼児期の時は特に辛いと思います。
子供は所かまわず癇癪を起したり、周りからは白い目で見られたり、息抜きでランチやカフェに出かけても子供が落ち着かず心から楽しめなかったり…
これが永遠に続くのかと思うと絶望感がわいてきます。
そうしたことでただでさえ大変なのに、旦那さんに対する愚痴や他の兄弟にも手がかかったり叱るべきことが重なったりするとノイローゼ気味になり、死にたい気持ちになってしまうことさえあります。
そこで踏みとどまってほしい、踏ん張ってほしいと強く思います!
そんな時はどうすればいいのか?
お伝えしていこうと思います。
①まず、発達障害の外来病院というものがあります。
そこでは悩まれているお母さまの心の状態も見てくれるとこが多いです。
一度そこで相談してみるのはいかがでしょうか?
人は話すことで楽になりますし、さらには理解していただける人に聞いてもらうと尚更です。
場合によっては精神的に楽になるようなお薬を出してもらえることもあるでしょう。
②次に療育施設を利用する。
私の家族は子供が幼少のころから療育施設を利用してきました。
そこで横の繋がりができ、情報網も広がるのでもの凄く心が軽くなるはず です。
我が家はそこで仲良くなった何家族かで旅行に行ったりもしました。
すごく楽しかったですし、同じ障害をもつ子の親ということで不安や希望を共有しました。
③最後に、大変な時は目の前しか見えていないです。
何が言いたいかというと、障害の子でもゆっくりではありますが成長して います。
今私の子は5年生です。だいぶ、手がかからなくなってきています。
「癇癪を起したり、4歳過ぎまで歩けなくて長いことバギーだったりで大 変だったなー」
とあのころを懐かしく思う日が必ず来ます!
いかがでしょうか?
ここまで読んでいただき、
少しでもあなたの心が軽くなっていれば嬉しいです。
あなたは充分頑張っています!
いろいろ頼れるものや人や施設等を頼りながら繋がりを大切にし楽しい未来を築いていきましょう!
知的障害の子と共に楽しい人生を歩むブログ⑫
今回は兄弟との関わり方についてお伝えしていきます!
この記事を読んでいただくことで、私たち親が障害をもつ子供と健常児の子供を同時に育てるうえでどう接していったら良いかを参考にしていただけると思います。
我が家の子供は4人います。長女が14歳(中2)、長男が11歳(小5)障害児、
次男9歳(小3)、三男1歳の4兄弟です。
このご時世で4人は多いと言われることが多く、「大変でしょう?」ってよく言われますが、そんなことはなくて、賑やかで楽しいですし、慣れっこです!
本題の4兄弟の育て方ですが、基本的には平等を意識しています!
健常児の子たちと障害のある長男を特別に分けて考えることはせず、
基本的には平等に接するようにして、どうしても困ったときには障害の子のことを助け合いながら周りの兄弟にも少しずつ理解してもらうように促しています。
長男にとって、その下の弟が大きくなるにつれ、知能の部分で逆転してきます。
下の子が長男を馬鹿にしたり、ズルく立ち回ったりすることが出てきます。
そんな時は、年齢的に長男がお兄ちゃんであり、障害はあれども年上ですので
お兄ちゃんとして敬意をもって接することを教えるようにしています。
これらのことを意識して育ててきたことによって、順調に仲良く育ってきていると思います。
自然と長男をサポートしながら生活するのはもう当たり前ですし、
だからと言って誰かが犠牲になったりやりたいことが出来ないということもなく、
それぞれ、やりたいことをやりながら楽しく生活が出来ています!
いかがだったでしょうか?
まとめると、
ある程度性格も違うのでそれぞれの個性に合わせて対応しますが、基本的には平等に接し、長男は障害があり成長は遅いけれども先に弟たちにとっては先に生まれたお兄ちゃんであるというしつけを大切に子供たちを育てていっています!
少しでもあなたの参考になれば幸いです!
知的障害の子と共に楽しい人生を歩むブログ⑪
今回はデイサービスのお話です!
この記事を読むことで、
あなたのお子様が小学生に上がった時の未来が見えてくると思います!
是非、最後まで読んでいってください。
今現在3つのデイサービスを利用しています。
3つの施設を利用しているのには理由があります。
それは施設ごとでサービスの内容が違っていろいろな経験をさせてあげられます。
また、ふれあうお友達も増え、お友達からたくさんの刺激を受け、たくさんの学びを得ます。
デイサービスはどんなことをしているのか、その辺も知りたいですよね?
どんなサービスを受けられるのかその辺もお伝えしていこうと思います。
社会学習として電車やバスに乗ったりして、近くのスーパーに買い物にお出かけし、自分でお金を払い食材を買う経験をする。
その買った食材でおやつを作ったりします。
博物館や大きな公園、音楽療法施設、トランポリン専用施設など、様々なところに連れて行っていただき多くの体験や経験をさせていただいています!
普段はリトミックなどの体をつかった遊びがメインで、
工作をやったり、お絵描きをしたり、学校の宿題をやったりして過ごします。
このように、デイサービスを利用してたくさん遊んでたくさん学ぶことができます。
同時に、私たち親も障害を持った子供から手を離れ、自由の時間を作ることが出来ます。
その時間で、お仕事やおうちのこと、趣味に時間を割くことが出来るというメリットがあります!
いかがでしたでしょうか?
今回はデイサービスについてお伝えさせていただきました。
今後も障害の子をどう育てていくかということや、
共に楽しく生きていくためにどうしていったらいいかを発信していきます!
知的障害の子と共に楽しい人生を歩むブログ⑩
昨日ミニ運動会があり感動しました!
この記事を読むことによって知的障害のある小さい子を持つ親御さんにも勇気や希望を与えらたらと思います!
まず、昨日の運動会で長男が参加した種目は、
①短距離走
②棒引き合戦
の2種目でした。
最初に短距離走を走りました!
とても不細工な走り方です。ただ、それがまた長男らしく愛くるしく感じ余計に感動します!
一生懸命走るんですよね!
遅いしビリなんですが、不細工な走りだけど最後まで一生懸命に走り抜ける姿に成長と感動があります!
実は、4歳まで歩くこともできなかったんです。
かれこれ7年たちますが、ゆっくり成長しており不器用ながらも健常児の子たちに交じって一緒に走らせてもらってます!
棒引き合戦も、健常児の子に交じって参加したのですが、
競技スタート前に待っているとき、長男がフラフラ列から外れそうになったときにチームの仲間の子が長男に声をかけてくれてちゃんと競技に参加することが出来ました。
紅組と白組の対戦。息子は紅組。1戦目、女の闘い。2戦目、男の闘い。3戦目、総力戦。
結果は1戦目引き分け、2戦目3戦目連勝。
息子のグループが引っ張った棒は2戦とも勝利!
棒まで遅れて追いつくのですが、追いついてからはしっかり引っ張っており、しっかり戦力になれていたと思います。
しかも、少し誇らしげな感じで頼もしく感じました!
いかがでしたでしょうか?
少し勇気がわいてきたのではないでしょうか?
先生や同じ学年の子供たちに支えられながら無事に運動会に参加でき、
しかも、嫌々参加するわけでもなく、楽しく参加することが出来るのです!
おまけに感動も味わえる!
前を向いて一緒に楽しんで育てて参りましょう!!
知的障害の子と共に楽しい人生を歩むブログ⑨
今回は、自己決定の重要性についてお話していきます!
例えば、自分で選択したことは割と納得しながら責任感もって行えると思います。逆に、人が決定したことや支持されて行動するとき、やらされ感があったり嫌々やっていたりすることはないでしょうか?
生まれたばかりの赤ん坊は自己決定は難しいですし、徐々に大人になるにつれて自己決定の機会が増えます。かと言って、大人になってもすべてを自己決定していくのは難しいものです。
その時々でその状況に応じて選択肢を工夫するなどして自己決定を支援することがとても大切になります。
自分を振り返ってみても親の影響というのは大きく、特に進路を決定するときなど、
「勉強していい大学に行き、いい会社に就職しなさいとか大手企業や安定した企業に就職すれば一生涯安泰だ!」
っていう感じで言われたことはないでしょうか?
親の時代はいい会社に就職することが成功者で終身雇用が当たり前で年数を経れば当然のように給料が上がっていく時代でしたので、親の価値観は間違っているわけではありません。
ただし、時代は変化しますし、生き方に関しては子供とは言え人それぞれで価値観もちがいます。
全てを親の敷いたレールで生きてきたっていう訳ではないですが、少なからず影響は受けており、今考えればもう少し自分でよく考えて自己決定をしてこればって思う部分も少なからずあります。
私の息子のように障害を持っているからと言っても同様だと思います。
判断しやすいようにかみ砕いたり、理解しやすいようにする必要はありますが、その中で自己決定をしていくことは非常に重要だと思います。
生きていく上で同じ苦労をするとした場合、親が子供の意見を無視し勝手に決めた場合は親のせいにしたくなると思います。
しかし、自分で選択した場合には、
「大変だけど、自分で選択したのだから何とか頑張ろう!!」
と、思えると思います。
そもそも、自分で選択・決定することは当たり前だと思う人が大半だと思います。しかし、意外にも無意識に選択の機会を奪っていることって多々あるのです。言い方が悪いかもしれませんが、自分より弱い者に対し良かれと思って判断を押し売りすることがしばし見られます。
また、感覚の過敏さや運動面での不器用さなどがあるせいで、集団での遊びに入る機会が少なくなることがあります。そうすると、社会的な行動や判断をする経験も減り、自分で決定する力が十分に発達せず、見かねて周囲が介入し、また自己決定の機会を失うという悪循環になってしまうこともあります。
それが進むと、何か言われたらとりあえず「はい」というようになる可能性があり、望まない支援にも「NO」と言えず、無力感や失望感を強くしてしまう可能性があります。
小さいころから、そして気が付いた時から、その人にあった選択がしやすい工夫をし、自己決定する力を育ててあげることっていうのはやはり大切なのだと思っています。
今回はこの辺りで終りにしたいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます!
知的障害の子と共に楽しい人生を歩むブログ⑧
今回は、家庭での関係の大切さを伝えていきたいと思います!
一見、当たり前のことのように感じると思いますが、
とても大事なことです。
大半の人は、生まれてくると母親に抱っこをされ、お乳を与えられお腹を満たし、安心して眠るということを繰り返します。こうした安心安全な環境の中で育っていきます。
また、母親という安心安全な基地をベースに、父親や兄弟、祖父母などとも関係づくりをしていきます。
子供たちは成長に伴い、保育園などの子供が集まる社会に出ていくことになります。
この時、家庭内で母親との関係を軸に他の家族との関係を築いたように、家庭内での安心感を軸に、園の中での関係づくりをします。
我が子は環境にも恵まれ、通った施設や園が素晴らしい先生や職員の方々に囲まれたため、安心して楽しく通うことが出来ていました。
ただ、家庭環境が良くても、障害の子の中には感覚的に過敏さがあり外が辛いであったり、記憶力が良すぎて過去の辛い出来事が頭に蘇るかもしれない不安で外に出るのが辛いということがあるかもしれません。
そんな時は本人も家族も大変辛い思いをします。しかし、そんな時こそ家族が力を合わせて、得意分野を伸ばしてあげ、褒めて自身を持たせて、さらには笑いあったり、楽しくお歌を歌ったりしの基て安心安全地を充実させていきましょう。
そうすればそのうち自信がつき外出も平気になるでしょう!
今日はこの辺で終りにさせていただきます。
知的障害の子と共に楽しい人生を歩むブログ⑦
今回は前回の続き、障害による困ることを伝えます。
①思いを言葉にすることが難しく、すぐ感情的になり手が出てしまいます!
家族内の兄弟に対してもそうですし、お友達に対してもそうなのですが、
思い通りにならなかったり、嫉妬心や羨ましい感情があったり、怒られたりしたときの反抗心があると無意識的に手が出ることがあります。
また、加減が難しいので結構強いんです。ですので、やられたほうはたまりません。
②おしっこやうんちを漏らしやすいのも困りものです。
冗談ではなく、わざとでもなく、5年生になった今でも少しちびる感じで
漏らすことが結構頻繁にあります。
毎度親の私たちが対処するのは大変なので、今は自分で洗って絞って洗濯カゴに入れるように教えたので手はかからなくなったものの、すぐに「パンツ濡れちゃったから変えていい?」って聞いてきて変えています。
③お菓子の食べ過ぎと歯磨きやお風呂がいい加減
お菓子が大好きで食べすぎる感があります。
そのため肥満気味で、しかも、歯磨きが上手に出来ないので虫歯が
とても多いです。
なお、顎が狭いのも障害の特徴の1つで歯並びが悪いので、
矯正歯科医に通わせようと思っています。
お風呂もいい加減で、例えば頭洗う時にシャンプーが頭のてっぺんだけに付き前髪は洗ってなかったりします。
てことで、今回も困ることを伝えてまいりました。
たくさん困ることが出てきます。しかし、それによって彼の人格を全否定する必要はありません。むしろ、間違っています。悪意は全くなく、部分的に困るところが出てくるだけです。そのため受け入れてあげましょう。
そして、大きな心で受け止めて、笑顔を大切にして育てていきたいと思います!