ある理由を知ることで子どもの幸せを守る方法
たまに叱られているのに笑っている子っていませんか?
実はうちの子がそうです。
叱られているのに笑っているんです。
叱られているのに笑っているのはなぜでしょうか?
また、その場合、「ちゃんと、人の話聞いているの
か?」などと叱ってしまうのではないでしょうか?
これは、自閉症やソトス症候群などの特性を持った子どもに多く、その場に応じ
た表情が出来ない子どもがいます。
相手の表情に合わせて自分の表情を変えることが出来ないのです。
それなのに、「真面目に聞いてるのか?」としかっていると、感情的なしこりや大きなストレスだけがのこってしまいます。
また、その場に合わせた表情が出来ないことで、トラブルになることがあります。
例えば、クラスメートとケンカになった時に謝っているつもりでも、相手に
うまく伝わらず、かえってこじれてしまったり、イジメにあってし
まう場合もあります。
先生に話しておくことも大事ですが、相手が怒っている場合には、どういう表情をした
らいいのか具体的に教えてあげることも重要です。
話が少し変わります。
たまに理解不能な困った行動をすることがあると思います。それには理由があります。
例えば、授業参観などで子どもがウロウロして、困った。
理由を聞いてみると、保護者の香水の匂いが我慢できなかった。
障害の子の中には、匂いや音、光などを普通の人より敏感に感じる「感覚過敏」がある場合があります。
蛍光灯の光が気になって落ち着かない、ひどい場合部屋を出て行ってしまう。
服を着ようとしない。何でか?と思ったら、チクチクするから着たくない。
少し押しただけなのに、極端に痛がる。
子どもが困った行動をしたり、強い拒否反応を示すときは、その理由を
子どもに聞いでみましょう。きっと思わぬ理由があるはずです。
困った行動にもそれなりの理由があることを理解して取り除く方法を考えましょう。
大事なことは保護者も子どももストレスを感じないで毎日を過ごすことです。
今回の情報、お役に立てたでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。